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[2003.12.16]
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あしたを持て
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▼P2P、「ダウンロードは合法」:カナダの著作権監督機関(CNET Japan)
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20062809,00.htm
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きのうを捨てよ。あしたを持て。
quote:カナダの著作権監督機関は,カナダでは著作権のある楽曲をピア・トゥ・ピアネットワークからダウンロードするのは合法,アップロードは違法だと判断を示した。カナダの著作権法では個人利用目的での複製は許しており,それについて著作権的な要件は明記されていない。
ゴミを勝手に捨てるのは邪魔にもなるし人々の迷惑になるので違法だけど,ゴミを拾う人間にはたいした罪はない。音楽CDやDVDビデオはゴミとは違うと云うかもしれないが,作って売ってる人間はコピープロテクトなどで人を蔑み,陥れ,バカにし続けているんだからたいして変わらんと話を続ける。もちろんそのゴミからプライベートを侵害したり,売って商売をしているようになるとぉぃぉぃちょっと待てよとなるけど,ひとりで自分のために使ってるんなら,なにも咎めるものはない。まぁ,そんな見方はここではどぉでもいい。
カナダの判断は,音楽や動画を作っている人間の力か強いか弱いかの国ごとの違いが出ただけで,力が強い国ではこんな判断は出ない。つまり,それだけが基準,だと云うことだ。作品の内容だとか,価格だとか,消費者の利用の仕方とか,ネットの情報の意味とか,そんなものはすべて関係ない。ただ,作っている人間がガタガタ云うか云わないかの違いでしかない。そもそも,そこが変なのだ。完全な第三者が作品を作ったものの立場,消費者の立場,ネットワークの存在意義などを考えて出された結論などはひとつもきかない。これまでもないし,これからもない。そんなものに,従う必要もない。新しい基準,必要なのは,それだけだ。
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